第85回生 卒業30周年記念式典を終えて

松商学園を卒業して30年の歳月が過ぎ、伝統の30周年記念事業を開催させていただきました。
約1年前から実行委員会の組織化を意識し、その中で各クラスの同級会を開催していただき、平成28年11月12日ホテルブエナビスタにて懐かしい面々と久しぶりの再会を果たすことができました。
式典当日は高山常務理事、中平校友会長をはじめ、百瀬校長先生、在学当時担任だった6人の先生方、そして84回生・86回生の各代表幹事の方々にご列席いただき、総勢137名での記念式典・祝賀会を華々しく開催することが出来ました。
テーマとして「『30年前のあの日に感謝!」85回生の絆~未来への飛躍」を掲げ、85回生の団結と絆を再確認し、未来へと飛躍させる良い機会となりました。
今回私たちは、諸先輩方が長きに亘り継承されてきた、母校に記念品を贈るということを前提に話し合いを重ね、学校側とも協議した結果、体育館のステージに設置する「演台と花台」を松本民芸家具で製作していただき、贈呈させていただきました。
松本の地で伝統を大切にし、すべてを手作りで製作された「松本伝統職人技の一品」は、母校に喜んでいただけたのはもちろんのこと、私たち85回生にとっても大変満足のいく良い記念品となりました。
母校にこのような記念品を贈呈することが出来たこと、ご協力をいただきました85回生の皆さんには本当に感謝しております。
式典では、当時に見立てた応援団指揮による校歌斉唱。そして記念品贈呈を行い「伝統の鍵」を無事86回生に引き継ぐことが出来ました。
その後の同窓祝賀会では、先生との思い出話や来賓方との歓談にクラスを越えた交流がいたる所で見られ、良い意味で収拾がつかなくなる状況でした。
終盤での盛り上がりをみせた頃、担当の幹事さん作成の思い出のDVDが上映されました。
その内容に懐かしさと感動のあまり戻を流す人も数多く見られ、30年間のそれぞれの思いに触れたようで胸が熱くなりました。
この記念事業を通じて感じた事は、松商学園を卒業したことを誇りに思えること、そして松商学園が大好きなこの仲間と共に過ごした3年間を懐かしむだけではなく、その学びと感動の涙をこれからの人生にいかに活かしていくべきか、ということです。
最後になりますが、母校の益々のご繁栄をお祈りするとともに、この事業に惜しみないご協力をいただいた実行委員会の皆さんには心から感謝いたします。
ありがとうございました。

実行委員長 半戸 照久