第87回生 卒業30周年記念式典を終えて

松商学園を卒業してから30年の歳月が過ぎ、平成29年1月18日ブエナビス夕にて86回生岡村実行委員長より「伝統の鍵」を受け取りました。
木製の小さな鍵でしたが、代々受け継がれてきた伝統の重みをずっしりと感じたと同時に記念事業を無事に成功させなければという重圧感に襲われました。
数名の同窓生に協力を求め翌年の1月より30名ほどの頼もしい仲間と一緒に実行委員会としてスタートする事ができました。
できるだけ大勢の87回生に出席していただき久しぶりの再会の喜びを分かち合うとともに、お世話になった母校に皆で恩返しをしたいという気持ちでそれぞれの任務をこなしていきました。
記念事業開催までの道のりは苦労の連続であり、先輩方の苦労を思い知らされたと同時に実行委員長という大役を務める事ができる喜びを感じました。
多くの方にご協力いただき10月末には予算の目標に達して、翌年の2月に体育館南側の暗幕を贈呈することができ、平成31年3月9日に卒業30周年記念事業式典・同窓会を無事に開催する事ができました。
当日は、ご来賓、担任の先生方、86・88回生の代表をお招きし、卒業生含め総勢140名の参加により盛大な会となりました。
式典でご来賓の方々よりお祝いの言葉をいただいて校長先生に目録を贈呈し、88回生代表の方に伝統の鍵を引き継いだ時には喜びの気持ちで胸が熱くなりました。
同窓会は各クラスごとのテーブルでそれぞれ担任の先生を囲みスタートした交流の宴では、誰もがたちまち当時にタイムスリップして楽しい時間を過ごすことができました。
この記念事業を通じて私自身いろんな事を学ばせていただき、仲間との絆を更に深めることができたことで、あらためて松商学園卒業生であることに誇りを感じます。
最後に、この記念事業の趣旨に賛同いただいた同窓生の皆様、1年間苦楽を共にした実行委員会の皆様、ご協力いただいた学校関係者及び企業の皆様に心より感謝申し上げます。

実行委員長 古畑 明宏