第90回生 卒業30周年記念式典を終えて

早いもので、私たち90回生は卒業30周年記念事業を継承する節目となりました。
平成3年3月に卒業したわけですが、気がついたらこの年齢になっていたという印象です。思い起こすと、卒業してから様々な出来事がありましたが、喜怒哀楽ひっくるめて母校で学び、経験をしたからこその人生であると感謝しております。
令和2年10月、89回生の先輩からこの伝統行事を伝統の鍵と共に引き継ぎ、実行委員会を立ち上げて準備活動を開始しました。
令和4年3月12日(土)にホテルブエナビスタにおいて、卒業30周年記念式典・同窓会の日を迎えることができました。
当日は、学校関係者、担任の先生、91回生の方々にご列席いただき、私たち90回生とあわせて総勢78名での開催となりました。
記念式典が始まると、校歌斉唱、物故者への黙祷をし、御来賓の丸山理事長、中平校友会長、長野学校長からのお祝辞で式典に花を添えていただきました。
そして、学校長へ記念品目録贈呈、91回生へ「伝統の鍵」を引き継ぎ、凛とした雰囲気のなかで行うことができました。
同窓会は、和やかな雰囲気に包まれリラックスして過ごされたと思います。
先生方にスピーチをお願いし、近況や当時の懐かしい話をしていただき、最高に盛り上がりました。今までのお礼の気持ちをこめた花束を贈ることができたのも嬉しく思います。
楽しい時間は過ぎるのが早く、万歳三唱で私たちの30周年記念同窓会は幕を閉じました。
私たちの実行委員会活動はコロナ禍の特殊な状況の中、行動にかなりの制限があり、なかなか思うように準備ができませんでした。引き継ぎから約1年半という長い準備期間になってしまいましたが、実行委員のおかげと、今まで先輩方から頂戴した助言のおかげですべての活動において完走することができました。
また、母校への感謝の記念品に関しては、学校側との協議の結果、「体育館用パイプ椅子140脚」にいたしました。これは軽い脂製で、従来のスチール製に比べて、会場準備の時間短縮や、指などを挟んでケガをするリスクの軽減を期待してこちらに決めました。
最後に、今回の記念事業に携わっていただいた実行委員をはじめとした同窓生の皆様、学校関係者の皆様、ご理解とご協力に最大限の感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
また会える日を楽しみにしております。

実行委員長 長澤 勲