第80回生 還暦同窓会

10月14日、松本市のホテルブエナビスタにおいて、第80回卒業生の還暦同窓会が開催されました。当日は中平校友会長、長野学校長をはじめ恩師の皆様方にもご参加賜り、総勢120名にて豊かな時間を共にすることができました。本来であれば2022年に行うものでしたが、コロナ禍の影響もあり1年遅れでの開催となりました。
卒業30周年の同窓会でお顔を合わせた同窓生とはおよそ12年振りの再会を、卒業以来お会いする同窓生とは43年ぶりの再会を果たしたことになります。
私たちは高校卒業後に就職または進学し数年後にバブル経済を迎えた世代になります。「新人類」などという言葉が流行った時代でもありました。その後のアップダウンの激しい社会情勢を乗り越え、家庭を持ったり子育てしたり、いつの間にか定年を迎えたり、親の介護に従事するなど、まさにそれぞれの人生を生きてきた実感を友人たちのお顔を拝見しながら振り返る時間でもありました。
ここにご参集いただいたお一人お一人が、松商学園を卒業し自分の人生を生きてきた同士であり、何年経っても繋がっていける仲間であることも、今だから感じられることと思いました。
ご参加いただいた先生方にお会いできたことも大きな喜びでした。お変わりない元気なお顔や声に触れて、何年経っても先生なのだなと感慨深く、また当時は大変お世話になったことも、今だから感じる感謝の思いが溢れました。
松商学園高等学校は地方において独特な校風をもつ学校だと思います。それも卒業してから染み入るように感じことの一つです。このような同窓会という機会が校友会の中にあり、毎年バトンを繋いでいけることにも感謝いたします。
豊かな、そして貴重な時間を共にできました。実行委員の皆様、ご参加いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。

実行委員長 山田 達也