第86回生 卒業30周年記念式典を終えて

私たち第86回生は、平成29年11月18日、ホテルブエナビスタに於いて、「感謝の想いを清水が丘へ寄せていま集う松商魂86回生」をスローガンに、卒業30周年記念事業式典・同窓会を開催いたしました。当日は、ご来賓、当時の担任・副担任の9名の先生方、85・87回生の代表をお招きし、卒業生含め総勢160名の参加により、盛大な会となりました。
記念式典は、当時の応援団による指揮での校歌斉唱、物故者への黙祷、校長先生への記念品目録贈呈、87回生に「伝統の鍵」の引き継ぎを、厳かな雰囲気の中で行うことができました。
式典と同窓会の間には、クラス毎に先生を交えて集合写真を撮影しました。
卒業して30年を経過するとさすがに貫緑があり、先生と生徒の見分けがつかないクラスが散見されました。
同窓会では、中平校友会長に乾杯の挨拶をしていただき、久々に会うクラスメイトとの交流の宴が始まりました。
各テーブルでは、近況を報告したり、連絡先を交換しあったりと、旧交を温め合う光景が見られました。
会場の入り口には、在学中に着用していた制服や部活動のユニフォーム等の「思い出の品」を集めて展示したコーナーを設け、懐かしんで記念写真を撮る人も多数おられました。
同窓会の中盤には、思い出の写真や動画を編集したDVD を上映しました。私は都合により試写会には参加できず初見であったため、他の幹事さんより存分に笑い、泣かされました。楽しい時間は過ぎるのも早く、最後は万歳三唱で同窓会第一部はお開きとなりましたが、引き続きホテル最上階に会場を移し、100 余名での同窓会第二部が繰り広げられたのでありました。
式典・同窓会を終えた今、思い出されるのは楽しかったことばかりですが、実行委員長に任命された当初は、不安しかありませんでした。その不安を吹き飛ばしてくれたのが、第1回実行委員会を開催した時です。まだ11月だというのに大雪に見舞われながらも、当初の36名の実行委員に集まっていただき勇気と力が出ました。諸先輩にアドバイスを頂きながら会議を重ね、記念品については学校側と協議し、体育館ステージの緞帳と、賞状台を寄贈させていただくことになりました。部活動の優勝報告会等で、テレビを通じて背景の緞帳が映し出されることを楽しみにしております。
今回、記念事業の趣旨に賛同いただいた同窓生の皆様、1年間苦楽を共にした実行委員の皆様、ご協力いただいた学校関係者の皆様、本当にありがとうございました。
これからも健康に留意し、還暦同窓会では元気な姿で再会しましょう。

実行委員長 岡村 康司